北見工大では機械工学科(現?エネルギー総合工学コース)でエンジンの研究を行っていたこともあり、現在はいすゞ自動車でディーゼルエンジンの開発や試作品の耐久評価、強度解析などの業務に携わっています。
取り扱っているエンジンはタフな環境での使用が想定され、耐久性など乗用車のエンジンとは違った視点でのものづくりが求められます。
北見工大は寒冷地に特化した研究が多くあり、厳しい自然環境での工学研究は大変意義のあるもので、今の仕事にもその経験が生きていると実感しています。
そのほか実際の現場でも、大学での講義の内容が仕事に活かされる場面は多く、いまだに学生時代に覚えた内容を振り返っています。また、組織の中で働くには、論理的な思考能力と周囲とのコミュニケーションも大切。北見工大での4年間では、工学の知識だけでなく、仲間や教授、自然豊かな環境を通じて一人の人間として成長させてくれる場でもありました。